海外旅行に行く際は出国の3時間前には空港に到着しているのが望ましいと言われています。
心配性な私はさらに早く到着してチェックインを待つことが多いです。特に先日海外に行った際(2022年4月)は事前に空港でPCR検査を受けなければいけなかったので、夕方の便でしたが朝には空港に到着していました。
そんなときはカフェやレストランで時間をつぶすのもいいですが、余分にお金がかかってしまうので、プライオリティパスを使って入れるラウンジを利用するようにしています。
今回は成田空港第1ターミナルのラウンジを実際に使った時の様子をご紹介します。
プライオリティ・パスとは
世界148カ国、600を超える都市にある1300カ所以上のラウンジ利用できるサービスです。
プライオリティ・パスは、世界最大のネットワークを誇る空港ラウンジ・アクセス・プログラムです。…
通常一番クラスの高いプレステージ会員の場合、429USドル(2022年8月のレートだと約58,000円!)かかりますが、色々なクレジットカードの上級会員になるとカードの付帯特典としてプレステージ会員と同等の資格が付与されます。
中でも一番費用を抑えてプライオリティパスを手に入れられるのが、【楽天プレミアムカード】です。年会費11,000円でプライオリティパスを特典として選択することができます。私は夫婦でそれぞれ一枚ずつ【楽天プレミアムカード】を発行し、それぞれがこのプライオリティパスを利用しています。
プライオリティパスを持つようになって、海外旅行が格段に楽になりました。特にLCCなどを利用する旅や、長時間乗り継ぎがある場合でも時間の潰し方を考えず、ラウンジでシャワーを浴びたり、飲み物や軽食をいただきながら休憩できるので、疲れ方が違います。またWi-Fiも利用できるので、仕事がある方もラウンジでゆっくり仕事することができます。また食事代やカフェ代も浮くので、よく旅行に行く方であれば【楽天プレミアムカード】の年会費分くらいはすぐに回収できると思います。
今年からやっと色々な制限が緩和され、海外旅行を視野に入れている方も多いと思います。 私も海外旅行が好きなのですが、海外に行くのに絶対に欠かせないカードの一つが【楽天プレミアムカード】です。 この記事では【楽天プレミアムカード】について、また[…]
成田空港第1ターミナルで利用できるラウンジ
では早速成田空港第1ターミナル内で、プライオリティパスにて利用できるラウンンジをご紹介したいと思います。
現時点(2022年8月現在)では、第1ターミナルでプライオリティパスにて利用できるラウンジは全部で4ヶ所あります。
- IASS Executive Lounge(ランドサイド)
- ANA Lounge(エアサイド Gate52付近)
- ANA Lounge(エアサイド Gate25付近)
- KAL Business Class Lounge(エアサイド Gate26付近)
実際に利用した時の写真もあわせて参考になさってください。
出国手続き前に利用できるラウンジ(ランドサイド)【IASS エグゼクティブラウンジ】

出国手続き前のランドサイドでプライオリティパスで利用できるラウンジは IASS Executive Loungeになります。
成田国際空港第1ターミナルの中央ビル5階にあります。
日本で数少ない航空事業支援ビジネスを展開するIASS。業界の先駆け、20年のノウハウがあなたのお役に立ちます。…
こちらは出発・乗り継ぎの他に、到着時にも利用できるようです。
営業時間は7時~21時(年中無休)となっています。
プライオリティパス以外にも、各種クレジットカードのゴールド会員であれば利用できるそうなので、ゴールドカードをお持ちの方は、利用規約を確認されるとよいかと思います。

中の座席の様子です。

こちらを利用した時はソーシャルディスタンスを保つために、一つ飛ばしで座るように注意喚起されていました。

ドリンクバーがありますが、軽食等はありません。おつまみ用スナックがありました。

アルコールは1人1杯まで無料とのことでしたので、ビールをいただきました。アサヒ・スーパードライの350ml缶です。
本当にシンプルな設備のみですが、待ち時間が長い場合には静かにゆっくりくつろぐことができるので、助かりました。
出国手続き後に利用できるラウンジ(エアサイド)①【ANA ラウンジ】
まずは最近利用できるようになったANAラウンジです。現在は2ヶ所利用できるようです。
1ヶ所目は3階出国審査後、第5サテライトのゲート52付近から4階へあがるとあります。私はこちらを利用しました。
2ヶ所目は3階出国審査後、第2サテライトのゲート25付近から2階へ降りたところにあるようです。こちらは2022年7月から利用できるようになったそうですが、私は利用したことはありません。
営業時間は第5サテライトのラウンジについては7:00~第5サテライト出発の最終便出発まで、第2サテライトのラウンジについては13:00-18:55のようですが、冬期は営業時間が異なるそうです。また変更の可能性もあるとのことです。
詳細についてはANAの公式サイトにて確認できます。
【ANA公式サイト】成田空港のラウンジ情報ページです。ANA SUITE LOUNGE、ANA LOUNGE、ANA A…
上記サイト内の、「成田空港ラウンジ 詳しくはこちら」というところから詳細について確認できます。
それでは第5サテライトのゲート52付近のANAラウンジについて写真もあわせてご紹介します。
入口の様子

こちらが第5サテライトにあるANAラウンジ入口の外観になります。左側にANA LOUNGEの黒いサインボード、右側にはANA SUITE LOUNGEの白いサインボードが立っています。

入って正面に受付があり、ここでプライオリティパスを提示します。受付右側はファーストクラスなどを利用する方のためのANA SUITE LOUNGEの入口になっています。プライオリティパスにて利用できるのは受付左側の入口から入る通常のANA LOUNGEです。
中の様子

受付を済ませて左側の入口を進んでいくと右側に軽食スペース、左側に座席が見えてきます。

大きな窓があり、飛行機なども見える明るい開放的なスペースになっています。

また1人で静かに休んだり、食事を楽しみたい方に配慮した座席もありました。

さらに奥のほうにも座席が続いています。ゆったりソファー席になっているので、時間のある方はこちらで仮眠をとることもできそうです。

2人がけのカウンター席もありました。

奥の軽食スペースは2022年7月時点では軽食などは置いておらず、入口近くのところのみでした。

さらに奥のほうにまで座席が広がっており、かなり大きなラウンジでした。
窓側の座席

窓側にカウンター席があります。

窓側に座ると、すぐ目の前に飛行機が見えるので、飛行機好きの方は是非窓側の座席を確保することをお勧めします。
食事・ドリンクコーナー

こちらのスペースでドリンクや軽食をビュッフェ形式でいただくことができます。

いなりやおにぎりなどのご飯類。

クロワッサンなどのパン類。

サラダやサンドイッチなどのコーナー。

こちらはご飯とカレーがありました。

コーヒーサーバーやお茶類。

ホットミールも少し置いてあります。

こちらはビールサーバーとお酒類。

冷蔵庫には冷えたグラスや、日本酒やスパークリングワインなど、また牛乳なども置いてありました。
実際にいただいた食事

こんな感じでまずは一皿いただきました。サラダも食べることができてありがたいです。

また自分の携帯を利用してラウンジのHPから麺類などを注文することもできます。わかめそばとかき揚げそばをそれぞれ注文しました。
注文した料理が出来上がると、ショートメッセージにて連絡がきます。軽食コーナーの奥にあるヌードルバーにて受け取ることができます。

スパークリングワインやちょっとしたデザート、カプチーノもいただきました。
ANAラウンジを訪問したときの動画をアップしましたので、よろしければそちらもチェックしてみてください。
補足情報
私は利用しませんでしたが、シャワーも利用することができるそうです。
ANAラウンジはドリンクや軽食も豊富なので、出発前に小腹を満たすことができるので助かります。
今回はZIPAIRの搭乗予定だったのですが、あえて食事のオプションは追加購入しませんでした。こちらのラウンジでお食事をいただけたので、機内ではぐっすり寝ることができました。
2022年4月に初めて利用したZIPAIRですが、その際に機内も綺麗で空いていて、Wi-Fiも完備で値段も安く気軽に利用できてとても好印象でした。 2022年6月から、各航空会社の燃油サーチャージが大幅値上げし、航空券を買うのも躊躇[…]
ZIPAIRはJALの系列のエアラインですが、第2ターミナルではなく、ANAと同じ第1ターミナル出発となります。
ただ、ZIPAIRは北ウイング、ANAは南ウイングなのでZIPAIRの搭乗口とANAのラウンジは結構距離があります。
そのため、ZIPAIRなどの航空会社を利用する場合は時間に余裕を持って行動することをお勧めします。
一度ラウンジを出て搭乗口へ向かっていたところ、ZIPAIRから館内放送で呼び出しがかかり、緊急の呼び出しかと思い、かなりの距離をキャリーバッグをひきずりながら全速力で走ったことがあります。
結局ZIPAIR側の必要書類確認不足だっただけなのですが、搭乗口に着く頃には汗だくで息も絶え絶えになりました。それだけ走ったにもかかわらず、その時は遅延して搭乗口にて結局かなりの時間待たされることになったのですが・・・
滅多にこのようなことはないかとは思いますが、搭乗する便によっては距離がありますので、余裕をもって行動することをお勧めします!
出国手続き後に利用できるラウンジ(エアサイド)②【KALビジネスクラスラウンジ】
第1ターミナルではもう一つプライオリティパスにて利用できるラウンジがあります。それがKAL(大韓航空)ビジネスクラスラウンジです。
第2サテライト、ゲート26付近にあります。営業時間については、大韓航空のHPにて確認したところ毎日10時〜17時と記載がありましたが、プライオリティパスのHP上では情報が古いのか、曜日によって営業時間が異なる記載がありました。
詳細は現地にてご確認いただければと思います。
中の様子

ちょっと写真がぶれていて申し訳ありませんが、明るくて綺麗な印象のラウンジでした。

広さはANAラウンジに比べるとかなり小さめの印象です。

韓国の方は美肌・美白の方が多いですが、そのせいか日当たりのよい窓側の席は空いていました。やはりこちらも飛行機を間近でみることができます。

デザインがちょっと変わっていて面白い作りになっていました。

1人がけのこんな座席もありました。
軽食・ドリンクコーナー

こちらが軽食・ドリンクコーナーです。コンパクトにまとまっています。

韓国のカップ麺類です。

おにぎりやちょっとしたお菓子類もありました。

日本のカップ麺もおいてありました。

お酒類もありました。
写真にはありませんが、ソフトドリンクサーバーもありました。
ANAラウンジでお腹いっぱいになっていたので、こちらではお茶だけいただきました。
印象としては利用者のほとんどが韓国の方だったように感じました。明るくて綺麗な内装でした。
KALビジネスクラスラウンジを利用した時の動画をアップしましたので、こちらもよかったらご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。以上が成田空港第1ターミナルで2022年8月現在、プライオリティパスにて利用できるラウンジとなります。
これまでプライオリティパスを持っていても、国内のラウンジはあまりパッとしない印象でしたが、ANAラウンジを利用できるようになったので、プライオリティパスの価値が上がったような気がしています。
また、プライオリティパスを持っていると、国内だけでなく海外の空港での待ち時間もゆったりと過ごすことができます。
レストランやカフェで食事やドリンクを頼まなくても、ラウンジで軽食やドリンク・アルコール類などもいただけるので、毎回とても助かっています。
特にLCCを利用する旅ではラウンジを使えるかどうかで、旅の質が変わってきます。
海外に頻繁に旅行に行かれる方で、航空会社の上級会員ではない方にはプライオリティパスはお勧めです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。