気軽に旅行ができない今、以前の旅行を振り返って旅行記分を味わいたいと思い、過去の旅行について少しずつ記事を書いていきたいと思います。
今回は赤道直下のインドネシア・ポンティアナックです。
赤道直下の国
赤道といえば、南米のエクアドルやアフリカ大陸というイメージだったので、赤道記念碑を見に行く機会などないと思っていました。
ところが、アジアでもインドネシアは赤道が通っており、その中の一つ、ポンティアナックという場所を訪れました。
その時の様子を振り返ってみたいと思います。(2019年12月)
ポンティアナックってどこ?
ポンティアナック(Pontianak)はインドネシアのカリマンタン島にある街です。カリマンタン島はインドネシア語の呼称で、英語ではボルネオ島のことです。インドネシアとマレーシア、そしてブルネイが含まれている大きな島です。
インドネシアの公用語はインドネシア語、通貨はルピアです。(1ルピア=約0.0077円 100円=約13.000ルピア)
ルピアは桁が多いので、慣れるまでは通貨の計算がちょっと難しいので通貨計算アプリを常に使っていました。
赤道直下なので気温は一年中高めです。
アクセス方法
ポンティアナックの空港はスパディオ空港(PNK)です。
日本からだと飛行機でインドネシアのジャカルタ経由か、マレーシアのクアラルンプールまたはクチン(同じボルネオ島)経由が行きやすい経路です。
ジャカルタからだと約1時間半、クアラルンプールからだと約1時間50分、クチンからだと約50分のフライトです。(2021年7月現在は運休・欠航等発生しています)
私もマレーシアに行った際、ついでに足を伸ばしました。1、2泊あれば十分ですので、インドネシアやマレーシアに旅行する際は足を伸ばして赤道直下まで行ってみるのはいかがでしょうか。
空港から市街地へ
空港はコンパクトなサイズです。荷物受け取って出口を出るとタクシーの呼び込みをしていますが、英語があまり通じないため、できればGrabなどを利用するか、ホテルの送迎をお願いしておいたほうが料金も明確で安心なため、お勧めです。(インドネシアのタクシーは強引な印象です)
街の中心地にあるホテルまでは車で約30分〜、空港から赤道記念碑までは車で45分〜の距離です。渋滞する時間だとさらに時間がかかります。
ホテルについてはまた別記事で紹介いたします。
移動手段
上記でも記載しましたが、空港〜ホテル間は事前にホテルにお願いして送迎車を利用するか、行きは空港のタクシーを利用・帰りはホテルでタクシーを呼んでもらうかGrabを利用することもできると思います。
ホテル手配の送迎は安心ですが、少し割高になるかもしれません。
ホテルから市内各地の移動手段は基本的には配車アプリのGrabを利用していました。
東南アジア全般で利用できるため、旅行の際はGrabのアプリを入れておくことをおすすめします。
Grabは事前に値段もわかり、走っているルートもアプリで確認できるので、安心感がありお勧めです。
ホテルから赤道記念碑に行った際は、Grabを利用したのですが、その時インドネシアで利用できる携帯のSIMを入れていなかったので、帰り改めてGrabを呼ぶのが難しい状況でした。それで、運転手さん(女性)に見学の間1時間ほど待っていてもらい、帰りも送ってもらえないか交渉したところ、快くOKしてもらえました。値段は交渉次第だと思いますが、待機分合わせてもそんなに高くはありませんでした。
その他ショッピングモールなどは、公共Wi-Fiを利用して、なんとかGrabをよぶことができました。
携帯に関しては日本で契約しているプランでそのまま海外でも利用できる、便利なプランなどもあると思うので、できればそういったプランを契約している携帯を利用するか、海外旅行期間中に利用できるポケットWi-Fi、SIMなど利用するとよいかと思います。
ポンティアナックのおすすめスポット
ポンティアナックで実際に訪問した場所を写真と一緒にご紹介します。
赤道記念碑(Equator Monument)
ポンティアナックで絶対外せないのがこちらです。赤道をまたぐ貴重な体験をすることができます!
建物内に入ってみました。
赤道記念碑入場証明書もいただけるようですが、残念ながら訪問した日はプリンターが動いていなかったのでもらえませんでした。
ただ正確にいうと、実際の赤道はこの場所ではなく敷地内の広場みたいな場所のほうだそうです。
こちらが本当の赤道の通っている場所になっています。 このように赤道をまたいで写真を撮ることができます!(モザイク入れてて申し訳ないです)
赤道の上では卵が立つという話もありますが、残念ながら今回は試すことができませんでした。興味のある方は卵持参していってください!
Ayani Mega Mall
お食事、日用品からお土産のお買い物まで、なんでもそろう大型ショッピングモールです。
街で一番大きなショッピングモールです。全体的にとても綺麗なモールでした。徒歩圏内のホテルに宿泊すればタクシーなど利用せずに色々済ませることができるのでとても便利です。
ショッピングモール内には丸亀製麺があります。他の国も回って日本食が恋しくなった頃に食べると身体に沁みます。
釜揚げうどんのこんな大きいサイズのもあります。(おそらく4人前くらい)
スターバックスやその他インドネシアで展開しているカフェなどもいくつかあり、ゆっくり休憩するのにもお勧めです。
このドリンクはJ.COというお店で頼みました。ドリンク一つ頼んだら、ドーナツを一つおまけでくれました。
調べたところ、インドネシア国内では結構有名なカフェチェーンのようです。やはりドーナツが有名なようです!
シンプルなふわふわドーナツにグレーズドがついて、なかなか美味しかったです。
また地下にはHypermartがあるので、食料品や飲み物、日用品など購入できます。お土産になりそうなちょっとしたものも購入できると思います。
個人的にすごくお勧めなのがこちらです。safe careのロールオンタイプのオイルです。左側のオイルはリラックス用にお勧めの爽やかな香りです。右側のオイルはユーカリの香りがして蚊除けとしても使えるタイプなので重宝します。写真は10mlサイズですが、他に5mlサイズのさらにコンパクトなサイズもあります。
実際の写真です。左が10mlサイズの蚊除けにもなるタイプ、右が5mlサイズのリフレッシングオイルです。ポーチに入れて持ち運べるサイズで値段も日本円で200円以下と安いので、ちょっとしたお土産にお勧めです! 私はばらまき用と、自分用のストック用に何本も購入しました。
インドネシアのお土産といえばコーヒー豆もおすすめです。Hypermartでも購入することができます。
Pusat Souvenir Pontianak(ポンティアナックお土産センター)
地図とトリップアドバイザー調べて見つけ行ってみたお土産センターです。どちらかというとお土産センターというよりは地元感あふれる商店街といった感じでした。
インドネシアの伝統的な服が売っている店や、観賞用魚を売っているお店、ペットショップなどもありました。ペットショップで珍しい動物を見かけました。
おそらくですが、こちらはジャコウネコです。インドネシアの有名なコーヒー「コピルアック」といえば、このジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことです。また分泌物が香水などにも使われているらしいですね。
日本のペットショップでは数十万で売られているようですが、こんなに普通にカゴに入れて置かれているなんて・・・一体いくらで販売していたのか聞けばよかったです。
正直なところ期待しすぎないほうがよいかと思います。ただ、道路を挟んだすぐとなりにMall Matahariという大きめのショッピングモールがあり、そこにはカルフール(スーパーマーケット)やカフェなども入っています。
また大きな教会大聖堂Gereja Katedral Santo Yoseph(Saint Joseph Cathedral)もあります。私たちは通りすがりにみただけでしたが、そちらはトリップアドバイザーではポンティアナックのおすすめ観光名所の3位になっています。
全て徒歩圏内のため、そのあたり一帯を一度に回ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
そろそろ海外旅行の計画をされるかたも増えてきているかもしれません。
赤道を跨ぐ経験なんて一生に一度できるかどうかだと思いますので、もし機会があったら是非足を伸ばして行ってみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が少しでも皆様のお役にたてば嬉しいです。
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